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特定語を導く伝統技法
Step 1 / 4 · 讲解
枕詞:特定の語を導く 5 音節の慣用句。訳出しないことが多い。約 30 種類が古典和歌によく現れる。
序詞:具体的な情景を描写して主題語を導く 7 音節以上の句。訳出することが多い。
代表的な枕詞:
- あしひきの → 山
- ちはやぶる → 神
- たらちねの → 母
- くさまくら → 旅
- ひさかたの → 光・空・天
「古典探究」和歌の表現技法を実作で読み解く
あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む
山鳥の垂れ下がった長い尾のように、長い長い夜をひとりで寝るのだろうか。
本课要点:**枕詞**「あしひきの」(→山を導く、訳さない)+ **序詞**「山鳥の尾のしだり尾の」(→ながながしを導く、訳す)の二重構造
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに
桜の色はすっかり色あせてしまった、むなしく私が世を過ごし、物思いにふけっていた間に。
本课要点:**掛詞**「ふる」=「降る(雨)」+「経る(時が経つ)」/「ながめ」=「長雨」+「眺め(物思い)」