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学习·高三 · 古典探究 II

総合演習 · 共通テスト形式

五書をまたいで六類型の設問を手順で解く。知識を増やさず、既習の文法を試験の時間配分に組み替える課

Step 1 / 21 · 概念 · 必修小テスト 0/6

設問は六類型に閉じている——だから「読める」と「解ける」は別物

頻出度 ◎。h1 から h3-4 までで活用・助動詞・係り結び・敬語・修辞積んできましたが、演習に切り替えると知識の量と得点は比例しないことが見えてきます。理由は単純で、設問が六類型(語句の意味・文法説明・現代語訳・内容真偽・理由説明・心情意図)に閉じているからです。閉じているということは、類型ごとに答えの型が固定できるということ。h3-3 でやった「述語を末尾から探す」も、h3-4 でやった「文末の一字で係り結びを決める」も、実はこの固定の一例でした。

現代語の読解と決定的に違うのは、古文の設問は本文を完全には理解しなくても形から取りに行ける点です。「動詞の直前の形を見るだけで助動詞の判別が終わる」「係助詞が文中にあれば結びの形が一通りに決まる」——これは理解ではなく手順です。逆に現代語の読解習慣(最初から順に、精读して、分からない語で立ち止まる)を持ち込むと、時間という別の資源を失います。

もう一つの柱は時間です。配点は無限ではないので、どこで何を捨てるかを本文を読む前に決める人が伸びます。本課では五つの書物(方丈記・土佐日記・枕草子・伊勢物語・徒然草)をまたいで六類型を一度に解きます。新しい知識は増やしません。既習の知識を試験の手順に組み替えるのが目的です。