「遑々(いそいそ)」の敬遠、「のみ・ばかり」の限定、「縱令〜無レ〜」の仮逆。上級句形を訳し分ける最後の関門。
Step 1 / 20 · 概念 · 必修小テスト 0/7
敬遠・限定・仮逆が入試上級とされる理由は、どれも白文の字面から読みが飛躍するからです。敬遠は「遑々(いそいそ)」で「いそがしそうに」を表すなど、字義と訳が遠い。限定は「唯・独・但」に「のみ・ばかり」を添える操作が要る。仮逆は「縱令(たとえ〜としても)」で、いったん条件を認めてから打消で覆す二段構えです。
共通テストの漢文でも、こうした句形は選択肢の訳語で差がつく場所に出ます。三つとも「型+訳語のセット」で覚えれば、知識問題ではなく手順問題として処理できます。この課では、そのセットを一つずつ確かめます。