「学は已むべからず」の学問観と「兼相爱」の愛の思想。学習と寛容、二つの実践哲学を読む。
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荀子勧学篇の冒頭「學不可以已」は、学ぶことは(それによって)やめてはならないという、学習の必然性の宣言です。続く「青、取之於藍,而青於藍」は、藍から取った青は藍より青い——学びが元を超えさせるという理想を示します。
墨子兼愛は、分けへだてのない愛(兼相爱)を主張します。「愛人若愛其身」=人を愛することが自分の身を愛するようであれば、不孝な者はいなくなる。差別的な愛(別相愛)を戦乱の原因とみなす、独自の社会哲学です。