古文動詞の過半数を占める最重要活用。語尾を五十音図で動かす判別法と、已然形・命令形の同形問題、本文では音便しない実例まで扱う
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頻出度 ◎(古文の動詞の過半数がこれ。ここを外すと品詞分解が全面崩壊する)。
現代語は「書く」を五段と呼び、未然(書か)・連用(書き)・終止(書く)・仮定(書け)・命令(書け)・推量(書こ)の六形を数えます。古典の四段はア・イ・ウ・エの四つの段だけを動きます。
| 段 | ア | イ | ウ | エ |
|---|---|---|---|---|
| 書く | 書か | 書き | 書く | 書け |
現代語の五段との差はオ段(書こう)の一行だけで、これは「書かむ」が「書こー」につぶれたずっと後代の変化です。つまり四段は、現代語から推量形を引いたものだと覚えれば数え間違えません。
活用形が決まると、そのあとに接続できる助動詞が自動的に絞られます。未然形なら「ず・む」、連用形なら「たり・けり・て」、已然形なら「ども・ば」。逆に言えば、活用形を一つ誤ると、助動詞の識別も現代語訳も全部ずれます。
この課の狙いは表の暗記ではなく、語尾を五十音図の上で動かして四段かどうかを自分で確かめる手を身につけることです。
「言語文化」動詞活用の基礎:最頻出の四段活用を原文で識別する