だに・さへ・のみ・ばかり・など の訳し分けと、が・を・に・へ・と・より・まで が果たす格の機能を、公版の本文から識別する。係助詞とのちがいもここで線引きする
Step 1 / 21 · 概念learning.pageUi.coreProgress
頻出度 ◎。共通テストの古文は、動詞・助動詞の知識よりも助詞の読み方で差がつきます。配点の高い「文の意味がとれているか」の設問は、ほぼ助詞の処理だからです。
| 種類 | 働き | 語 |
|---|---|---|
| 格助詞 | 名詞に付いて文の中の立場(主・目的・場・起点)を決める | が・の・を・に・へ・と・より・から・まで |
| 副助詞 | 名詞に付いて意味の範囲・程度・例示を調整する | だに・さへ・のみ・ばかり・など・しか |
| 係助詞 | 名詞に付いて後の活用形を縛る | こそ・ぞ・なむ・や・か |
副助詞と係助詞はどちらも名詞に付くので、一見同じに見えます。しかし係助詞は文末の活用形を変え、副助詞は変えません。ここが最大の分水嶺です。
格助詞を誤ると文の骨格そのものが崩れます。「竹をとりつゝ」の「を」が目的格だと分からないと、誰が何を取っているのかを決められません。副助詞は骨格の上の意味の調整なので、格が取れてからが本番です。
古文の助詞は現代語に対応する語がないものが多い(だに、さへ、のみ)ので、訳語をセットで覚える以外にありません。この課ではその対応表を作ります。