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学习·高二 · 古典探究 I

接続助詞 · ば / ども / て / つつ

已然形要求の「ば」「ども」を打消・形容詞・助動詞の已然形と突き合わせて識別し、連用形接続の「て」「つつ」と訳の方向(順接・逆接・並列・継続)を本文で決める

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接続助詞は「前の形」で決まる

頻出度 ◎。古文の文章が続いて見えるのは、ほぼこの語たちのおかげです。そして現代語話者が最も間違えるのもここです。

なぜ間違えるのか

現代日本語の「ば」は仮定です(行けばわかる)。ところが古文の「ば」は已然形に付いて、確定した条件を作ります。すでに起きたことを前提に次の話を出す語なので、訳は「〜したので/〜すると」であり、「〜するなら」ではありません。

語接続する形訳の方向
ば已然形確定順接(〜ので/〜すると)/仮定
ども已然形逆接(〜けれども)
て連用形順接(〜て)/理由・軽視
つつ連用形並列・継続(〜しながら)

前を見るか後ろを見るかで二組に分かれます。ば・どもは前に已然形を要求し、て・つつは前に連用形を要求します。つまり接続助詞の判定は、接続助詞そのものではなく前側の活用形の読みなのです。

なぜ已然形が必要なのか

已然形とは「すでにそうなった」を表す形でした。だから已然形+ばは「すでにそうなったので」という確定の条件になります。逆に仮定(まだそうならない)なら未然形に「ば」が付き、訳も「〜するなら」に変わります。同じ「ば」が二つの顔を持つのはこのためで、判断は常に前の一文字で決まります。

書庫にある実例

「古典探究」係助詞と文末活用形の呼応(ぞ・なむ・や・か→連体形/こそ→已然形)

徒然草序段去阅读 →

あやしうこそものぐるほしけれ。

奇妙なほど夢中になってしまう。

本課の要点:「こそ」→ 文末「ものぐるほしけれ」= シク活用形容詞の已然形。こそ=已然形結びの典型例

古今和歌集仮名序去阅读 →

よろづのことのはとぞなれりける。

和歌は、人の心を種として、あらゆる言葉となったのである。

本課の要点:「ぞ」→ 文末「なれりける」= 過去「けり」の連体形。ぞ=連体形結びの典型例