愚かさを諷す寓話三篇を短く通す。「朝三而莫四」「非好龍也」「身亡所寄」の三構文で、打消と指示語の読みを締める。
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朝三暮四は、猿飼いが餌の橡を「朝に三つ暮れに四つ」と言って猿たちが怒り、「では朝に四つ暮れに三つ」と言うと喜んだ話。総量は変わらないのに見せ方で反応が変わる愚かさの寓意です。
叶公好龍は、龍を愛した葉公のもとに本物の龍が来ると逃げ出した話。「是れ葉公の龍を好むに非ざるなり。夫の龍に似て龍に非ざる者を好む者なり」の評で締まる。杞人憂天は、杞の国の人が天が落ちてくるのを心配して寝食を忘れた話。どれも見せかけと実質のズレを題材にします。