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学习·高三 · 古典探究 II

読解 · 大学・中庸(四書)

絜矩之道と誠の思想。「所惡於上毋以使下」「誠者天之道也」の構文から、儒教の中核を白文で読む。

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恕の道と誠の道

大学の絜矩之道は、自分の嫌なことを他人にしないという恕(おもいやり)を、上下・前後・左右すべての方向へ拡張した道徳の公式です。「所惡於上,毋以使下」=上位の者に憎むことがあるなら、それを下位の者にするな。

中庸の誠は、天の道と人の道を結ぶ概念です。「誠者天之道也,誠之者人之道也」——誠そのものは天のあり方、それを実現しようとする営みが人の道。大学が「人との関係」を説くのに対し、中庸は「自己のあり方」の根幹を問います。